FC2ブログ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ちょっとびっくりした事。 

 ある日いきなり、納豆を食べたくなった。
 納豆。関西系の高知では、周りのやつらは納豆嫌いばかりである。いわく、「腐った豆」であり、「こんなもん食べるやつは人間じゃねえ」なのだ。以前つきあっていた彼女は『匂いからして気にくわない。』だし、嫁は『食器は洗いたくない。』と、言い出す始末。
 しかし、食べたいので食べる。くねくねかき混ぜてネギと卵、からしと出汁醤油。で、ご飯にかける…。と、ここで嫁がとんでもない事を。『えーっ!?納豆って、ご飯にかけるの?
 …初めてです。納豆の食べ方知らんかった人。でもまあ、常識なんてもんは、知っていたから常識なのであって、関西では知らんのが当たり前だろう。
 ともかく、『好き嫌いは食べてから』が生き方のモットーの嫁は、ついに納豆だけは食べなかった。

スポンサーサイト

ついに!「たそがれ清兵衛」を観たぞ!(やっと?) 

 ついに観た。そして言おう。この作品は良い。山田洋次は、やはり良い。
 まず、東北の言葉が良い。これを標準語でやると、多分魅力が半減する。例えば、関西の人が小説を書いたとする。それは標準語で書かれていたとしても、作家の脳内では関西の言葉で構成されていたはずだ。であれば、関西の言葉で味付けするべきではないか?
 それを如実に表したものがある。宮沢賢治を長岡輝子氏が朗読なすったものがあるが、岩手のイントネーションで読まれるそれは、まさに、「賢治は頭の中でこうやって構成したのだな。」と実感できるものだ。
 さて、話を戻そう。ここからはネタバレもある。主役の真田広之。彼に白羽の矢を立てた時点で、この映画の成功は約束されたようなものだった。演技は言うに及ばず、立ち居振る舞いの清廉さ、殺陣のキレ。貧乏ぐらしの惨めったらしさでさえ、涙が出るほどかっこいい。優しさと、獣の猛々しさ。彼だけでも見た甲斐があるってもんです。
 宮沢りえ。女優としては、あんまり好きじゃない。が、彼女も良い。クライマックスに向けて、清兵衛の髪を整えに来た朋江が、たすきをかけるシーンがあるんだけど、たったそれだけの事に、目を奪われてしまいました。なんていうか…指の先まで美しい動き。
 田中泯。素敵だ。清兵衛に敗れて、崩れ折れる場面。溜息が出る。クライマックスの死闘に入ったとき、善右衛門は、チラッと鴨居の高さを測る。であるにもかかわらず、最後はその鴨居に刀を取られて、清兵衛に敗れるのだ。これはなにを意味するか。(気がついた?)
 その他、この映画は、画面の隅々までリアルな演出が行き届いており、感心する事しきり。死体の善右衛門を確認した後、画面の奥で、戸板が外されるのを見たときは、「そこまでせんでも。」と笑っちゃったほど。また、さりげない画面の美しさは、あざとさとは無縁。
 …たそがれ時。父の帰ってくる時間。いつものように父は帰ってくる。いつもと様子の違う父に、一瞬身構える娘。だが、どんな困難が待ち受けようと、父はささやかな幸せを守る為に、いつもの時間に帰って来たのだ。それが一番泣ける。

   監督 山田 洋次
   脚本 山田 洋次・朝間 義隆

えらいこっちゃ。 

 今は無き、上町の名画座。中学、高校と通ったものだが、最近、当時観た映画の内容を、殆ど忘れてしまっている事に気がついた。『え…「アラビアのロレンス」確かアラビア人を英国人がだまくらかす話だよな。「カサブランカ」…昨日の事も忘れちゃってる男が、行ったり来たりして、結局女と分かれる話。「屋根の上のバイオリン引き」バイオリン弾くお父っちゃんが、家財道具引っ張って難民になってた様な…。』まあ、こんなんは序の口で、あれほど感動した(ハズ)の「熊座の淡き星影」をきれいさっぱり忘れていたのはショックだ。そんなのばかりだ。これはイカン。昔のモンも、もっと観直さんと。
 と、云うわけで、今回は「隠し砦の三悪人」。ご存知、ルーカスの「SW」はこれに影響を受けて創られている。昔観たものを、この歳で観なおしたらどうなるか。
 昔映画館で観たときは、なんて面白いんだ!と、思った気がするが、今観ると、もう少し詰めても良いような気がする。全体に説明不足であり、終わりはばたばたしている。今ならもっと面白い映画ができるだろう。これは決して黒沢の功績に泥を塗るものではない。時代が違うのだから、表現方法が違ってくるのは当然だろう。もっとも、今の邦画界に"クロサワ"をやろうなどという、土性っぽはいないのだろうが。とりあえず、雪姫萌えは使えるぞ
   あらすじ
 戦に負けた秋月家の家臣、真壁六郎太は、お家再興の為に雪姫を連れ、軍資金と共に同盟国に逃れようとするが、国境は敵方に固められていた。これを突破するには、いちかばちか、敵の領地内を迂回路として通らなければならないが…。
 先ほども書いたが、雪姫は本当に魅力的。新人であるがゆえ、台詞回しはいただけないが。当然、三舟はかっこいい。そして、何で毎度毎度「SW」に鬱陶しいキャラが出てくるのか、これを観ると理解できる。ある意味愛すべきキャラですね。

   出演 三船 敏郎
      上原 美佐
      千秋 実
      藤原 釜足
      藤田 進

 

「蝉しぐれ」を観た。 

 「たそがれせーべー」観てないのである。でもいいか。藤沢周平だし。…全然違う。山田洋次と黒土三男とじゃ。
 構想15年なんだそうだ。まあ、15年も懸けてこれじゃあ藤沢先生も浮かばれますまい。(以下ネタバレ。)
 子役の二人については、何の不満もない。演技力なんぞは、はなから求めない。役者は何を表現できるかが肝であって、そのために演出があるのだ。照明、カメラがいるのだ。石田卓也佐津川愛美の子役二人は、そのまま原作のイメージである。だから許す。しかし!許せないのはこの二人の大人役、市川染五郎木村佳乃である。なまじ演技力があったために、まるで"文四郎"にも"ふく"にも見えない。画面の中に出てきたのは、ストイックな文四郎ではなく、いつもへらへらした貧相な撫で肩のボンボン、染五郎だった。スマートで情熱のひとかけらもないような佳乃だった。複数を相手にした殺陣の情けなさは特筆物だし、ふくがやっと安全な所まで来て、文四郎の着物の袂を握るシーンに、何の色気も感じないなど、いっそぶん殴ってやりたい。ここは二人の情愛を感じさせる大事なところだろう!抑えようとする色気がないならやめちまえー!
 この監督は、時の流れを表すのに、やたらと繚乱の桜や降雪のシーンをつないで表現しているのに(鬱陶しい)、最後、20年後に飛ぶのがいきなりで、原作を知っていても戸惑ってしまった。ディテールも違うし。
 最後に結ばれないのは、映画としてはアリだと思う。が、それにしても、蝉しぐれというよりただ蝉の鳴き声ばかりが耳についた作品でした。
 正直、緒方拳原田美枝子も、も一つなんだよねえ…緒方さん、声が聞き取りにくくなっちゃってるし…演出であって欲しいけど。あ、今田耕司は演出も含めて駄目だね。意外と良かったのはふかわりょう。マジで。

   監督・脚本
      黒土三男

みんなのうた「赤い花白い花」。 

 今からずっと昔の1960年代初め、群馬県のとある女子高生が、渡良瀬川の河畔でとある歌を唄っていました。女の子の名前は遠藤三恵(現・中林三恵)さん。その歌は「赤い花白い花」。彼女が作ったその歌は、群馬大学で世に出る事となり、めぐりめぐって北海道にたどり着きます。そこでプロに"発見"された「赤い花白い花」は、やがて1976年、NHKみんなのうたに採用され、広く知られるようになりました…。
 先日NHKで紹介されて事の詳細を知ったのですが、この曲は自分もみんなのうたで聴いて以来、大好きな曲だったのでちょっと感動してしまいました。歌がみんなに愛され、唄い継がれ、さらにたくさんの人がまた愛す。

   赤い花摘んで あの人にあげよう
   あの人の髪に この花挿してあげよう
   赤い花赤い花 あの人の髪に
   咲いてゆれるだろう お日様のように


 現在、みんなのうたはリクエストでの人気作を再放送しています。この「赤い花白い花」は現在放映中。興味のある方、おきき逃しなき様。

「きょうのできごと」の追記。(いまごろ!) 

 他人の映画評論とか読んでて、この映画を好きな人と嫌いな人が、極端に分かれているのに気がついた。嫌いな人の意見で、最も目立つのが"あのだらだら感が気に入らない""クライマックスの鯨のシーンの意味がわからない"、の二つである。だから、今更ながら追記しておく。
 だらだら感については、ああいう学生時代を過ごした事があるか否かが、共感できる分かれ目だと思う。私は大阪で、土曜になると皆が集まる友達の家へ行って、「信長の野望」をする、といった生活をした人間なので、あのあたりはすごくリアルだった。友達の狭っ苦しい2ドアクーペに5人乗り込むとこなんか、笑っちゃう位おんなじ。
 鯨のシーンは、確かに判りにくい。これはどう汲み取るべきか?
 この物語は、神の視点が二つだけある。お気づきだろうか?…一つは制作者。そして、もう一つは…そう、モニターのこちら側、つまり私達である。
 あの物語は、人は自分の周りの事しか知りえない、というのがテーマである。あの下宿にいたものは鯨の少女を知らないし、逆も同じく。あの物語の中で起きた事を把握できたのは、"二つの視点"だけなのである。だが最後の最後、制作者は爆弾を用意していた。それが鯨のシーンである。あそこだけは神でさえも真実が解らない作りになっている。そう、世の中のことは何も解らない。神であったはずの我々でさえ、いつの間にか蚊帳の外にされてしまう、この意外性。
 この物語は、やはり私にとって特別だ。面白いとは思わないが、ものすごく心が惹かれていく。

映画評論やってます。 

 最近、他の人の書いてるブログの映画評論見てるのね。そうすると、結構細かく書いてるわけ。ネタバレになるやん、とか考えるものの、かなり鋭い評論もある。で、みんなどのくらい観てるか気になりますが、ひどい人は18本程度でベスト出してる人もあります。大体皆80本程度、多い人が150。一番多い人は、なんと260本(!)一年で観てます。
 映画館か、自宅かでは、去年観た映画160本の殆どを映画館で観た(!!)などと云うツワモノもいて、コリャうっかり映画かなり観てます、などと言えないな、と反省してます。ちなみに、私の友達で一年150の人がいますが、私と同じくレンタル中心です。私は初見に絞れば年80前後、うち三分の二程度は二回以上観ます。
 よく、『映画は映画館で観るべき。』と言う人がいますが、映画評論に関してはDVDで観るべきと思います。と言うのも、これは私感ですが、映画を映画館で観ると、どうしても点数が甘くなるのです。映画館で50本観るよりは、自宅で100本観た方が、点数は客観的になると思ってます(あくまで評論するなら、です。映画は映画館が一番)。また、二回観たり、停めたり出来るDVDは、映画の意図を掴むのに欠かせません。
 さて、はじめの話題に戻ると、結構みんなDVDの表紙とかを載せてるんだけど、あの程度は著作権とか構わんのかな…?

「夏時間の大人たち」を観た。 

 冒頭、『僕はC.C.ガールズの右から二番目が好きだ。おっぱいがおっきいから好きだ。』と、ナレーションが入る。するとすかさず、胸の谷間もまぶしい青田典子が『ごめんね、私、逆上がりのできない人とは結婚できないの。』と、返す。そんな妄想をしてしまうほど、主人公(小学生)は切羽詰っていた。彼は今、体育の授業で、逆上がりができないばかりに、人生の落伍者になりつつあったのだ。でも、連続ドラマにハマっているお母さんや、仕事を止めたお父さんは、逆上がり出来なかったんだろうか?
 大人ってなに。大人になるってなに。大人たちの、大人でなかった頃の思い出と共に、主人公は少し恋に芽生え、成長します。
 『下妻物語』『嫌われ松子の一生』の中島監督の初の長編映画。この頃から既に冴えまくってます。

   監督・脚本
      中島 哲也
   出演 日高 圭智

「電車男」を観た。 

 一時話題になりました、電車の話。えー、観てもらえれば分かって頂けると思うのですが、かなりうそ臭いです。2ちゃんでもいろいろ言われてましたが、こうやって短い時間で結ぼうとすると、説明不足のために、元々薄い映像のリアリティーが、ますます空虚になってしまいます。電車の中はもっとがらがらにした方が、電車がエルメスを助ける理由付けがしやすいです。また、エルメスが完全にお人形でしたね。とても生きているとは思えません。例えば、エルメスが電車を好きになる理由付けが希薄すぎる事とか、電車を嫌いになりきれないところとか。山田君の演技がリアルであるがゆえ、こんなキモイやつに何故惚れるか、納得できなかった。
 中谷はこの後、嫌われ松子をやったり、一人でインドを放浪したりしました。きっと、この映画のことを忘れたかったのでしょう。

   監督 村上 正典
   脚本 金子 ありさ
   出演 山田 孝之
      中谷 美紀

キュイーン。 

 "KWEEN"。何を隠そう、QUEENのトリビュートバンド。なんだけど、しゃれにならん位本物そっくり。ファンの間じゃ結構有名なんですってね。私は聴くだけファンなので、最近やっと知りました。なんと、
ブライアン・メイが絶賛したらしい。で、なんか真ん中ででっぷりしたおっちゃんが歌ってるんだけど、どうみてもフレディ。いや、全然違うような、でも生きてたらこんな感じのような…かわいいような笑っちゃうような…でもやっぱりそのまんまのような。

いや、最高なのは清陵情報高校歌なんだけどね。(ググってね。) 

 市商も清峰も負けたし、早くも面白くなくなりつつある高校野球ですが、ここで一つ、各校の校歌で日本一を決めようと思うのです。
 ざっと見て気が付くのが、歴史のある学校は、やはり校歌に"重み"があり、新設校は、いくら難しい言葉を使用していても、内容に深みがないという共通項。その点、市商とか良いですよ。

 鵬程万里果てもなき
 太平洋の岸の辺に
 建依別のますらおは
 海の愛児と生まれたり

 良いですねえ。スパッと短くて、スケールでかくて。他にも佐賀商業とか、滋賀の八幡商とか、愛媛今治西とかもなかなか。
 さて、そんな中で、これはすごい、日本一、と思ったのが…熊本工業高校。

 山は大阿蘇 地軸揺りて
 大空焦がす 久遠の神火
 川は白川 昼夜別たず
 清流滔々 巨海へ放る
 大なり山河 我らの揺籃

 で、でかい。なんたって"地軸揺りて"である。これだけでびびる。対戦相手もチビって、『えろうすんまへん!』 とか言ってしまいそうである。
 と、言うわけで、今回の「第一回・高校校歌選手権大会」(第二回があるとも思えんが)は、みごと熊本県が優勝しました~!\(^o^)/おめでとうございまーす!!パフパフ~!! で、こうなると最下位も決めたいよね。今回栄えある(笑)最下位となったのは…だららららららららららららららら(ドラムロール)
 広島県・如水館高校!

 水。
 てのひらに抄(すく)えば、てのひらになる。
 見つめよう、この心、しなやかに、きょうを生きてゆく。
 きらめいて、きらめいて、いまここに、水のように。

 …ふう、暑いのう、日本は。

「花とアリス」を観た。 

 大切なものを探す、少女たちの話。それは時に滑稽だったり、気分の悪くなる事だったりするが、それでも唯一無二の宝物のような出来事である。
 少女達が歩く。他愛のない憧れを胸に。それは意外な化学反応を起こし、少年の日常を引きずり込む。
 蒼井優は極上である。素材として最高である。そして、鈴木杏はかけがえのない役者である。彼女無しにこの映画は成り立たなかった。
 (以下ネタバレ。)
 ストーカー的粘着性を、ラスト近くの、高座に上がる直前のシーンで、少女の一途さまで持っていった鈴木の演技力は必見。それまで、完璧なまでに生理的嫌悪感を逆撫でしておきながら、あのシーンで一気に逆転させたのはさすが。しかし、監督は何を考えてあんなにカットを細かくぶった切ったのか。恥ずかしかったのか?
 蒼井優はもう、監督がきれいに撮ってやろう、かわいく撮ってやろうとしたのが、手に取るように分かる。紙コップバレエのシーンは、噂に違わず、この上もなくロマンティックで、ため息が出るほど。もちろん普段の表情も、天然のかわいさにクラクラ。
 途中、バレエ部のみんながチュチュを着て写真を撮るところは、いけないものを覗いてるみたいな背徳感と、エロティシズムがあったぞ。もちろん狙ってたんだよね、監督。(汚れてるからそう見えるのか?)
 あと、何で鈴木杏は"an suzuki"でなくて"anne suzuki"なのだろう。『私の名前はアン・シャーリィー。アンは最後に"E"をつけてね。だってフランスっぽいでしょ?』…ってそんな事じゃないだろうね?ま、どーでもいいけど。
 「四月物語」は良い映画だったけれど、岩井俊二の限界も垣間見えたようで、それ以後彼の映画に興味がわかなかったのだが、やはりツボにハマると、力あるなあと再確認しました。私は最後まで飽きなかったな。あ、あと、"駅名"には笑いました。本編とはまったく関係ないのに、何故。

   監督・脚本(ついでに音楽も)
      岩井 俊二
   出演 蒼井 優
      鈴木 杏
      郭 智博

イイ感じ。 

 自転車で移動してたら、こんな所がありました。
 ええなあ。
 暑っつい夏ですが、自転車はこんな楽しみもあります。
20060908015634.jpg


20060908015546.jpg

「ヴァイブレータ」を観た。 

 この前観た、「赤目四十八瀧心中未遂」と同時期に公開され、共に寺島しのぶの大胆なシーンが話題となった作品。でも、中身は全然方向性が違う。あちらが文芸なら、こちらはもう少し娯楽寄り。
 基本的にはロードムービーであり、空撮まで使った力の入れよう。トラックの運転席目線で流れていく風景は、快感の一言。しかし、急にBGMがぶった切られてしまうのには閉口した。演出意図も解らんではないが、観ているこっちが良い気分になっているところで、アレは悲しい。また、無線のやりとりのところは面白かったが、寺島が吐くシーンは、こういう奴そのものが嫌いなので、観ていてきつかった。
 まあ、不満は幾らでもあるが、それを上回る魅力があったので、ここは推薦したい。心の再生のドラマであり、女性には特にお勧め。
 主人公はまた日常に戻っていくだろう。そしていつかまた、吐くこともあるかもしれない。だが、たった今だけでも、前を向いて歩き出す事ができたのだ。主役二人は、芸達者で魅力的である。

   監督 廣木 隆一
   脚本 荒井 晴彦
   出演 寺島 しのぶ
      大森 南朋

フィデル、貴方が死んだら世界がつまらなくなるよ。 

 ご存知の通り、キューバのカストロ議長が先日緊急入院した。もう高齢の議長の事だから、もしもの事があるかもしれない。軍事の天才エルネスト(チェ・ゲバラ)と出逢い、バティスタ政権を倒し、彼がキューバ革命を成功させたのが1959年。私の産まれるずっと前の事だ。
 革命者なのか、独裁者なのか、意見は分かれるだろうが、少なくともあの頃のカストロはアメリカと事を構えるつもりはなかったようだ。自国の経済のひとり立ちのため、アメリカ資本を追い出したために、結果ソ連寄りになり、キューバ危機に至るのである。中南米へのアメリカの進出欲が、反米政権を生み出す構図は、今と変わらない。
 理想主義のゲバラと、より現実的なカストロはやがて袂を分かつ。両雄が、傷つけあわず円満に別れたことは大きな意味を持ってくるのだが、ここでは割愛する。やがてボリビアでゲバラは倒れ、亡骸は、キューバに英雄として再び戻ってくる。
 実は怒られそうだが、この二人をネタに腐女子の為のボーイズラブ漫画ネタを考えた事があったのだが、自分では描けないので、諦めた。理想に燃える二人が、命のやりとりの中で、友情を深めていくのが骨子だ。かなりフィルターがかかった感じで恥ずかしい。ラストはキューバの光の中で、デッキチェアにまどろむカストロの前に、ゲバラが迎えに来るってんだけど。(ヤバい…。)

「アインシュタインガール」を観た。 

 相対論100周年とかで、タイムスリップをネタにしたSFジュブナイル。正直、岩佐真悠子の魅力がちっとも生かされてません。秋山莉奈に至っては、ファンの暴動が起きかねない扱われよう。また、致命的に脚本が弱く、ちょっとでもアインシュタインの相対論を理解しているようには思えない。もう何なのよ、何がしたかったのよと画面に突っ込みっぱなし。期待してたのに。でも、岩佐はイイ。

   監督・脚本
      及川 中
   出演 岩佐 真悠子
      小松 愛

kameda君。 

 疑惑の判定でみんな分かっただろうが(とっくに気が付いている人も多かったが。)、亀やんはへタレである。まあ、好意的に苦戦した理由をならべてやっても良いのだが、しない。嫌いだし。
 なんて事を言ってたら、こないだまでボクサーだった知り合いが、『亀田なめたらいかんですよ。試合したら判るっすよ。12回まで打ち合うことすら難しいですから。』と、指摘した。なるほど。確かに亀はまだまだだが、それはとんでもない高いレベルでの出来事なのだな。
 そういうわけで、まだまだ子供の亀をあまり悪く言うのは止めようと思った。このまま礼儀知らずの馬鹿のまま、強くなって欲しい。いつか本物になるかもしれない。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。