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山崎監督を支持する。 

 山崎貴。私達と同世代。「スターウォーズ」「未知との遭遇」…影響を受けた映画も似ている。多分「ガンヘッド」なんかも好きだろう。NHKの少年ドラマシリーズなんかも好きだったろう。そんな気にさせるくらい、彼の作る映画にはシンパシーを感じる。(同年代といえば、本広克之監督もそうだが、彼の作品にはシンパシーを感じることが少ないのだ。理由は分かっているが、ここでは語らない)

 最初は「ジュブナイル」。
 『ああ、「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」も見たんだな、この人は』と思った。藤子・F不二雄先生も大好きなんだな、とも分かった。
 はっきり言って話にオリジナリティーはない。でも、この作品が世に出るまで、”これをやろうとした奴は居なかった”と、断言する。
 誰もが作りたいと思っていた。でも誰もやれなかった。
 それをやり遂げた事だけでも、僕は喝采を送りたい。そしてそれをやったのが、同年代の男だったのが、嬉しくもあり、うらやましくもあるのだ。

 「リターナー」はもっと嬉しくなった。
 話はますます陳腐になった。ますますオマージュが増えた。しかしそのテクニックは格段に上達し、面白い映画を撮ろうとした意図が明確で、『これだよ、これなんだよ!』と多少の粗にも目を瞑った。私の好きな映画の一つだ。

 そして、「ALWAYS三丁目の夕日」。
 みんなが語ったこの映画について、多くは語らない。しかし、一言言うなら、山崎監督の姿勢は一貫して”僕の映画を観て、幸せな気持ちになってください”であるような気がする。それこそが、彼の映画が受け入れられた最大の要因ではないだろうか。

 巨匠への一歩を踏み出した監督に、あえて一言申し上げる。真の意味での巨匠になるには、日本国内だけでウケる映画を作っていちゃあダメだ。「続・三丁目…」も含めて、監督の作る映画は、日本の文化を共有していないと、面白味が湧かない。それではいずれ行き詰る。だから自分の得意分野でない作品にも、是非挑戦してください。そして、
 世界を、あっと言わせて。

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「さくらん」を観た。 

 この映画の監督、フォトグラファー蜷川実花の父は、かの蜷川幸雄である。御存知の方は多いだろうが、念のため。
 では、娘は父の演出家の才能を受け継いだのか。結論は否、だ。
 役者なら良かったかもしれない。一度や二度の仕事なら、演出が助けてくれる。下手な者は早晩馬脚を現し、『アイツ使えね~』といわれて消える。
 根性や才能の片鱗をを見せて、消えなかった者が残る。舞台出身でなく、最初から映像に飛び込んだものの宿命。二世俳優の多くが消えるのは、親ほどの”根性”も”才能”も持ち合わせていないからだ。

 映像は素晴らしかった。いや、独創的、と言ったほうがいいかも知れぬ。かなり色彩豊かで、色に対する一家言が見受けられる。あまりに凄いので、目がチカチカするくらいだ。
 また、画面に奥行きを持たせるために、必ず手前から奥に向かって物や人物を配していた。フォトグラファーの面目躍如といった趣で、映画のカメラマンにも、細かい指示が出たんだろうな、と思う。その個性的な画面作りは、映画の世界しか知らない監督に参考にしてもらいたいくらいだ。
 ただし、それとは裏腹に、映画そのものは冗長であったのは否めない。特に、”どんな”エピソードを、”どれくらい”入れるかという事がまったく上手くいってない。
 例を挙げよう。
 主人公・きよ葉はきまぐれで型破りの性格から、普通の遊女に物足りなさを感じていた男たちに支持されるのであるが、そのエピソードの量と中身が貧弱だった為に、なんか、ちょっといつの間にか売れっ子になってました、みたいな感じに思えてしまう。
 まだ新人と言える土屋アンナに対して、監督はその魅力を引き出すための注意を怠ってはならないのに、その配慮がないため、まさに大根役者に思えてしまう。
 映画第一作であるので、これ以外の至らなさについては目をつむる。全体としてはよくやったと思う。テーマを絞り込んだ上で、もうちょっと短くするべきだったろう。

 役者については、菅野美穂木村佳乃について書いておこう。
 菅野は初めての濡れ場がある。これがまた、そそられる。トップは見せていないのに、この緊迫感は何事か。
 思えばこの人、ヘアまでさらけ出した事があるから、乳首など今更隠さなくてもいいのだが、映画を観ていて思ったのは、彼女が見せようが見せまいが気にならないくらい充分な濡れ場だった、という事。要するに、上手いのだ。粧ひ、という稀代の花魁の睦みごとを、ちゃんと表現していた。
 がっかりしたのが木村だ。脚本も演出もぱっとしない為だろうか、SEXシーンに力を入れてがんばった割に、花魁・高尾のカリスマ(ちなみに”高尾”は、花魁の中でもトップクラスの称号といわれる)が感じられない。隠された身体から出る色気は、逆に貧弱に感じられて、ちょっと辛い。好きな女優さんなので悔しい。
 まったく余計なお世話だが、木村佳乃はこの映画でこそ、オールヌードに挑戦するべきだったかもしれない。蜷川実花初監督作であれば、世間も納得しただろう。気合を見せ、さらけ出して身軽になって、これからまた新しい一歩が踏み出せたかもしれない。勝手な感想ですが。
 この作品と比較するなら、「寝ずの番」でみせた、さりげない、でも濃い演技のほうが好きだ。

今月のみんなのうた 

 水木一郎の「なんのこれしき ふろしきマン」にもびっくらこいたが、
 上野樹里の「じーじのえてがみ グランドファーザーズ・レター」には正直びびった。
 それがむちゃくちゃ上手いのよ。声も鈴の音のように透明感があって。テクニックに裏打ちされた表現力にも感動。小椋佳の曲を、完璧に自分のものにしています。
みんなのうた
 しかし、のだめカンタービレにおいて、「おなら体操」やったときも、マルチな才能に感心したが、この人ホントに凄いね。

いやだー!!!!!!! 

 クロサワの傑作、「隠し砦の三悪人」がリメークされるんだそうだ。
 …しかし松本潤かよ!しかも原作にない役をわざわざ作ってまでジャニーズに媚びるか。
 いや、百歩譲ってそれは許そう。マツジュン好きだし。しかし、

雪姫をやるのが長澤まさみかよ!許せん!それは絶対許せん!

 上原美佐の気高さ、清純さ、美しさ、妖艶さが、あの女のどこにあるっちゅーねん。共通するのは大根ってとこだけじゃないか。ごめん、俺ほんっとダメなんよ。

 じゃあ誰がいいかといわれると困るが、背は高すぎず、向うっ気が強そうで、太ももが美味しそうな人。下手でもいいが、滑舌がすっきりしている人。姿勢の良い人。
 貫地谷しほり…はイメージと違うか。高橋真唯・沢尻エリカ・鈴木杏・谷村美月…といったところかな。

 真壁六郎太は阿部寛だそうだ。ちょっと安心。
 え? 監督 樋口真嗣? …それはとっても不安…。

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